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理事長 竹内昌彦

たけうち まさひこ

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社会福祉法人岡山県視覚障害者協会副会長

社会福祉法人岡山ライトハウス理事長

幼少期に失明し全盲となる。岡山県立岡山盲学校の元教頭。在職中から各地で「いじめ」や「命の大切さ」をテーマに講演活動を行う。その数は30年間で3000回以上。聴衆はのべ30万人を超える。「途上国の視覚障害者にもマッサージを勉強できる機会を与えて自立を支援したい!」との思いから2011年にはモンゴルに盲学校を設立。2015年にはキルギスにも設立した。2016年、それらの盲学校に入学希望で集まって来る子供たちの中に、手術をすれば見えるようになる子がたくさんいることに気付き、手術費用を集めるために「ヒカリカナタ基金」を設立。

講演活動

講演のテーマは「見えないから見えたもの」 自身の幼少期から現在まで、数々の困難に立ち向かい、ひとつひとつ乗り越えて成長していった波乱の人生の物語。

 

1945年、父親の赴任先中国天津で生まれ終戦をむかえる。幼い昌彦は引き揚げ船で肺炎をわずらい瀕死の状態で帰国。この時の高熱が原因でほとんどの視力を失い、数年後の網膜剥離によって完全に失明。それから現在まで、いじめや障害者差別など数々の困難に立ち向かい、ひとつひとつ乗り越えて成長していく波乱の人生の物語。父のエールに勇気付けられた東京パラリンピックでの金メダル。大学卒業後、盲学校の教員となり結婚。そしてうれしかった長男健吾くんの誕生。人生がバラ色に輝いた瞬間。しかし数ヵ月後、昌彦は医師からあまりにも残酷な告知を受けることになる。健吾くんは重度の脳性小児麻痺におかされていたのだった。そして7年後にやって来る悲しすぎる別れ・・・

 

全盲の自分を支え見守ってくれた家族、恩師、友人達への思い。そしてどんな時も前向きに歩み続ける事の大切さ。「生きる意味」「命の尊さ」そして「見えないから見えたもの」とは。

笑って!泣いて・・・最後に元気が湧き出る講演です。

書籍

「ヒカリをカナタへ」  竹内昌彦が自らの体験をつづった著書

「その苦しみは続かない 盲目の先生 命の授業」  朝日新聞出版

​映画

「見えないから見えたもの」  文部科学省 社会教育の教材映画に選定

​受賞歴

2009年  福武哲彦教育賞  公益財団法人 福武教育文化振興財団
2012年  読売福祉文化賞  社会福祉法人 読売光と愛の事業団
2016年  
ヤマト福祉財団小倉昌男賞  公益財団法人 ヤマト福祉財団

2016年  塙保己一賞 大賞  埼玉県

2017年  岡山県三木記念賞  岡山県

2020年  毎日社会福祉顕彰  公益財団法人 毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団

2021年  地球倫理推進賞  一般社団法人倫理研究所

2021年  文部科学大臣賞  文部科学省

2021年  モンゴル友好勲章  モンゴル国

2023年  山陽新聞賞  山陽新聞社

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